「ボッチプレイヤーの冒険 〜最強みたいだけど、意味無いよなぁ〜」
第47話
領主の館訪問準備編
<見解(間違いだらけだけど)>
領主の館にある執務室。そこではこの館の主であるカロッサ子爵とその騎士リュハネンの会談が続いていた。
「エントの村での目ぼしい話は全ていたしましたので、次にボウドアの村の話に移りたいと思います」
「うむ」
確か前に報告を受けた時の話ではボウドアの村を野盗が襲い、それを偶然通りがかった子供を連れた女性騎士とメイドが救ったと言う話だったか。
「ボウドアの村襲撃事件が起こったのはエントの村にアルフィンと言う姫らしき人物が訪れた数日後でした。ボウドアの村に住む情報提供者の話によると村を襲った野盗たちは元冒険者で20名居たそうです。その強さは野党に身をやつしたものが多いとされる銅クラスなどではなく鉄や銀の冒険者クラスだったとの事です」
「なに、銀クラスも居たというのか」
銀の冒険者と言えば帝城の騎士レベルではないか。そんなものたちまで野盗に身をやつしていたとは。
「はい。またこれは未確認情報ですが、野盗のボスは金の冒険者のエルシモ・アルシ・ポルティモと言う人物だと言う情報もあります。正直、この情報を聞いた時は私に討伐命令が出なくてよかったと思いました。知らずに出ていればまず生きては帰れなかったでしょうから」
「金の冒険者まで居たと言うのか!? うむ、確かにそうだな。先日の野盗のアジトように倒されたキャラバンの護衛の強さで相手の力量が解っていたならともかく、ただの辺境の村であるボウドアが襲われ、その情報が入ったとしたらまずそなた達を送り込んでいただろう。価値がある物を運ぶキャラバンではなく貧乏な村を襲うくらいだから、それほどの強者はいないと普通は考えるだろうからな」
村を襲ったくらいだから、銅の冒険者がはぐれ物を集めて作った程度の野盗集団だと考えるのが普通だろう。それならばリュハネンたちが敗れる訳がないと考え派遣していたに違いない。この点から見ても、ボウドアを救ってくれたその騎士達には感謝しないといけないだろう。
ん? 待て。
「アンドレアスよ、前にお前から受けた報告では確かボウドアを襲った野盗を倒し、全て捕縛したのは女性騎士とメイドの二人と言う話ではなかったか?」
「はい、資料によりますと、メイドが捕らえたのが3人、後の17人は全て女性の騎士が捕らえたとの事です。またその際、その両名とも誰も殺すことなく捕らえたとの事です」
はっ? 誰一人殺すことなく、たった二人だけで銀や鉄の冒険者達を20人も捕らえたと?
「ボスもか? 金の冒険者であるボスも殺さず捕らえたと言うのか?」
「はい、どうやら村人が3人、人質に取られた為に女騎士の方は剣を抜いたようですが、捕らえられたものが誰も傷を負っていなかったとの事ですから、そのような状況下でも切り伏せる事なく全員殴り飛ばして捕まえたものを思われます」
野盗である以上、手加減する理由は相手には無いのだから全員武器を使って襲い掛かってきたはず。その者たちを誰一人殺さないように手加減をして捕らえたと言うのか。一体どれほどの技量があればそんな事が可能なんだ?
「また、これも未確認情報なのですが、どうも野盗のボスは何かしらのマジックアイテムを使用したようです。野盗捕縛後、その者達の横になにやら鉄の動像、アイアン・ゴーレムの残骸のようなものが積み上げられていたようでして、女騎士たちの会話を聞いた者の話ではそのアイアン・ゴーレムはメイドが倒したようです。なお補足情報として、その騎士はメイドがそのアイアン・ゴーレムをあっさりと倒してしまった事を叱っていた模様です」
「は? アイアン・ゴーレムをメイドが倒した? おまけに倒した事を騎士に怒られていただと?」
ゴーレムと言えばビーストマンがミノタウロスと戦う時に使用したと言う動くケンタウロス型の像がそんな名前ではなかったか? 流石にそれほどの力は無いだろうが、かなりの力を持つであろう鉄の像をメイドが倒したと? その上それを倒した事を怒られたと言うのはどんな理由があっての事なのだ?
「遠くに居たものが聞いたと言う話を又聞きしたと言う事なので真偽は解りませんが、どうやら騎士は野盗のボスが切り札として出したものを、なんの盛り上がりも無いままあっさり倒してしまった事を怒っていたようです」
「・・・なに?」
ちょっと待て。それでは何か、その騎士は野盗のボスが切り札としてアイアン・ゴーレムを出したから"わざわざ盛り上がるように"戦って倒すつもりだったと言うのか。
「おいアンドレアスよ。私にはその女性騎士がアイアン・ゴーレム相手でも手加減をして倒せると言っているように聞こえたのだが」
「はい、私もそう思います。また、あっさりと倒したから怒られたと言うのが本当の事だといたしますと、そのメイドも同様にアイアン・ゴーレムを手加減をしても倒せたと思われます」
なんだか頭が痛くなってきたぞ。金の冒険者が切り札として出してきたマジックアイテムだ。と言う事はそのアイアン・ゴーレムはその金の冒険者であるボスよりも強いと言う事になる。そしてそのアイアン・ゴーレムを手加減して倒すことが出来る存在。と言う事は・・・。
「おい、その女性騎士だけではなくメイドもとんでもない強さ、少なくともミスリル以上の強さを持つと言うことか?」
「手加減できると言う話ですからオリハルコンクラスの力はあるのではないでしょうか?」
そんな者たちがふらりと立ち寄っただと? どんな偶然が起こればそんな事が起きるというのだ?
「それで、それでその野盗たちはどうしたのだ? 全員処刑したのか?」
「いえ、話によると都市国家イングウェンザーでは殺人を犯していないものを処刑することは禁じられているようで、自分たちの城に連れ帰り、刑に服させるとの事です。事実、野盗たちは縄に繋がれて護送されて行ったのを多くの村人が目撃しているそうです」
ふむ。かなり甘い国家のようだな。帝国なら誰も殺していなかったとしても殲滅対象になっているはずだ。しかし刑に服させるとは、それほどの者たちを繋いで置くことが出来るほど警備が厳重なのか、それとも収監所の看守の力量が高いのか。
「元冒険者を捕らえ、それを収監し続けるほどの力を持った者たちがいると言う事だけは確かなようだな」
「はい。少なくともこの女性騎士とメイドクラスのものが他にもいると考えるのが妥当でしょう」
都市国家と言っていたそうだが、それほどのものが所属するとは。
兵の数ではそれほど恐れる必要は無いだろうが、オリハルコンクラスが複数いるのであれば侮る事は出来ん。いや、それほどの強さを持つものがメイドをしている所を見ると、もしかするとアダマンタイト級の者もいるかも知れんな。
「念の為聞くが、女性騎士と一緒に居たというメイドは本当にメイドなのだな? 偽装のためにメイドの服装をしていただけと言う事は?」
「はい、それは間違いありません。女性騎士をシャイナ様と敬称をつけて呼び、一緒に居たまるんと言う子供の世話やお茶の準備などをしていたと言う話もありますし、その後に訪れたアルフィン姫が連れてきた執事とメイド4人と共に行動していたようですから」
ん? なにやら聞いた覚えのある名前が聞こえた気がするが。
「シャイナとな? と言う事は、ボウドアの村を救った女性騎士というのはライスター殿を救ったシャイナという女性と同一人物なのか?」
「はい。先ほどのライスター殿のお話からすると同一人物と思われます。都市国家イングウェンザーの貴族で外見的特長も長身の女性騎士風の姿で黄金の如き美しい髪を結い上げ、エメラルドの瞳と褐色の肌の女神と見紛う程の麗人と言う事ですから、ほぼ間違いないでしょう」
なるほど、と言う事はこの者は貴族であると同時に周辺警備もになっていると言う存在か。ならば強いのも頷ける。きっと帝国四騎士や王国で言う所のガゼフ・ストロノーフのような存在なのだろう。では一緒に居たまるんと言う子供はアルフィン姫の妹か何かか? それならばそのメイドと言うのもその子供つきメイド兼護衛と言った所だろう。
「ライスター殿はそのシャイナと言う貴族は箱入りの姫のようだったと言っていたな。外見に似合わず武に力を入れて政争には加わらない騎士の称号を持つ貴族と言ったところか。それならば常に外を見回り、その際にボウドアの村の異変を見て駆けつけたと言う話も解らないでも無いか。いや、その日は本来は一緒に居たメイド共に子供の、多分アルフィン姫の妹であろう、まるん姫の外遊の護衛をしていた所に偶然騒ぎに出くわしたと言った所かもしれないな」
「はい、多分子爵の考えるとおりかと思われます。また、アルフィン姫が到着されるまではまるんと言う子供が村長との交渉の席に着いていたという話もあります。と言う事は、こちらは貴族としての教育を幼いながら受けているのではないかと考えられるので、アルフィン姫の妹であると言う話も十分考えられます」
これで決まりだな。シャイナと言う貴族は政治にはまるで関わっていないのだろう。そして、そのまるんと言う子供はおそらく王族。アルフィン姫の妹であろう。
「しかしそうなると、一つ疑問が生じます」
「何だ? 申してみろ」
そう言うとリュハネンは横に控えているメイドから一枚の羊皮紙を受け取った。
「この資料によりますと、そのまるんと言う子供はボウドアの村の子供と仲良くなり、今は友人関係にあるとの事です」
「何が疑問なんだ? 子供なのだから、身分を越えて仲良くなったとしても不思議ではないだろう」
「いえ、その子供にまるんと言う子は『偉い人に仕えている』と話したそうなのです」
ふむ、となるとこのまるんと言う子供はアルフィン姫の妹ではないのか?
「いや、国によって風習が違うと言う事も考えられる。例え姉妹であっても姉が女王に就任してしまえばその妹でも家臣の一人と言う事なのではないか? 身分がはっきりしている方がいざこざも起こりにくいであろうし、都市国家のように狭い世界ではそのようなこともあるのであろう」
「なるほど、確かにそれは考えられる事です。それならば先の言葉も何の矛盾もありませんし、シャイナと言う強大な力を持った騎士貴族が護衛についている事にも説明が付きます」
そうだろう、そうだろ。自分の意見に肯定的な意見を返されてカロッサは満足そうに頷いた。
「それでは報告を続けます。この後何らかの方法でまるんと言う子供が城と連絡を取り、アルフィン姫が供を連れて馬車でボウドアの村を訪れました。その際ですが、そのアルフィン姫は魔法を使い一度に多くの者の怪我を治療しています。残念ならが村には魔法の知識がある者がおらず、どのような魔法を用いたのかは解りませんが骨折などをしていた重症な者も含め、集会所に寝かされていた40名以上の怪我を短期間で治したと記録されています」
「40人以上もの人数をか? それはすごいな」
それほどの治癒魔法の使い手となると神殿にもそうは居まい。帝都の称号を持つ神官長クラスならば可能ではあるだろうが、地方都市の神官長レベルではそれほどの奇跡は起せないのではないだろうか。
「この事から、アルフィン姫は中央神殿の神官長レベルの信仰系マジックキャスターだと結論付けていました。この時点では」
「この時点では? では違ったと申すのか?」
これだけの奇跡を見せたのだ。それ以外は考えられないだろう。それなのにリュハネンは違うと考えていると言うのか。
「はい。実はこの襲撃事件の後、アルフィン姫は村の外れの丘の麓の土地を野盗たちを撃退した報酬として村から譲り受けて館を建造しています」
「うむ。その話は私も報告を受けている。たしかまるんと言う子供が村の友人に会いに来た時に滞在できるよう作らせた別荘のようなものだと聞いているが」
実際に目にした者の話によると大層綺麗な庭と見事な館が出来上がっているそうだな。
「その館なのですが、村の者の報告によると一晩で出来上がったとの事です。そしてその奇跡を起したのがアルフィン姫のクリエイトマジックだと言う話も同時に伝わってきております」
「なに!? クリエイトマジックで館を作っただと!」
クリエイトマジックと言えば塩などの調味料を作り出す一般魔法だろう。そんなもので館を作り出す事が可能だというのか?
「はい、流石にアルフィン姫一人のお力ではなく、何人かのマジックキャスターと協力した大儀式を使っての事らしいのですが、その場面を村長が目撃しているので間違いはありません」
「なんと、ではアルフィン姫は癒しの魔法だけでなく、魔力系の魔法も使えるという事なのか?」
確かクリエイトマジックは信仰系ではなく魔力系魔法のはずだ。
「はい。ですが、クリエイトマジックが使えるからと言って強力な魔力系魔法が使えるとは限りません」
「どういう事だ?」
高々調味料を作り出す程度の魔法で館を作り出すほどのマジックキャスターだぞ。そのマジックキャスターが強力な攻撃魔法を使えないなんて事があるというのか?
「この後の話なのですが、その館の前にもう一度少し大きめな小屋をアルフィン姫が魔法で建造しています。これはそのクリエイトマジックの儀式がとても綺麗なのでまるんと言う子供が友人にも見せてほしいとねだり、ボウドアの子供たちに見せているので間違いありません」
「なるほど、館を作る大儀式は綺麗なのか。だがそれと強力な攻撃魔法とどう繋がるのだ?」
強大な魔法は見るものによっては美しく感じるものだ。館を作る魔法が綺麗だからと言って強力な攻撃魔法が使えないという話とは繋がらないと思うのだが。
「はい。ここで問題になるのが大きな館ではなく、小屋を作るクリエイト魔法でさえわざわざ姫が出向いて使ったと言うのが問題なのです。ふつう、人が覚える事のできる魔法の数はその者の素養によって変わります。しかし、どんな強大な力を持つものでも数が限られると言う点だけは変わりません。たとえば大魔法使いであらせられるフールーダ・パラダイン様でさえ、魔力系の魔法を多く習得なされている為にその他の魔法はあまりお得意ではないと聞き及んでおります」
「確かにな」
なるほど、少し話が見えてきたぞ。
「ではアルフィン様はどうでしょう? かの方は強力な信仰系魔法を操ります。そして魔力系魔法であるクリエイトマジックで我々の常識からすればありえない館を作ると言う事さえやってのけました。もしかしたら館を作るクリエイトマジックはアルフィン様の国では誰でも使える魔法系体として確立しているものなのかもしれないのですが、もしそうなら館を作るのならともかく、ショーまがいの小屋を作るクリエイトマジックにまでわざわざ姫自ら行うとは考えにくいです。この事から考えられる結論は唯一つ。アルフィン姫は強大な魔法の素養を持って生まれたにもかかわらず、その才能を戦闘ではない別の方向に伸ばしているのだと言う事です」
「それは姫だから、と言う事かな?」
姫だからこそ、争いから遠ざけられるよう直接的な力を持たぬ方向へと素養を伸ばされたと言うのだな。
「はい。もしアルフィン姫が男として生まれていたらその強大な力は外敵を倒す為の力として使われていたでしょう。しかしアルフィン姫は女性。それもかなりの美しさを持つ女性だそうです。もしそのような姫が生まれた時、王はその姫に戦場にに立ってほしいと考えるでしょうか? 普通なら蝶よ花よと可愛がるのではないでしょうか? しかし、その姫は常人離れした魔法の素養を持っていた場合、いずれはその力を振るわなければいけなくなる場面が訪れる可能性があります。そのような事にならぬよう、姫の親は彼女に信仰系の魔法を納めさせ、また魔力系の素養に関しては攻撃の魔法ではなく普通では誰も極めようとは思わないであろうクリエイトマジックを極めさせたのではないでしょうか」
「確かにな。人手があれば作る事が出来る館を創造する魔法など一国の姫が覚える魔法ではない。それを極めている所から彼女が強力な攻撃魔法を習得していないと考えたのだな」
確かにそれはありえる話だ。館を作る魔法を覚えていると言う事は、その前段階の魔法も覚えていると言う事。それだけの魔法を覚えているのであれば攻撃魔法を覚えるだけの魔法的許容量は残っては居ないかもしれないな。
「そして、アルフィン姫が魔力系マジックキャスターである事から考えて、エントの村に一人で現れた理由も説明できるかもしれません」
「なんと! それはなぜだ?」
何だ? 今までは謎の様に語っておったのに、もったいぶっていたのか?
「はい。私もたった今この結論に達したのですが、魔力系マジックキャスターとして館を建造するほどの力を持つお方です。3位階のフライも当然使えるのではないでしょうか? これは攻撃魔法ではありませんし、緊急時に脱出する為に使う事もできます。おそらく攻撃魔法を使えずとも、危険から脱する魔法は率先して覚えているでしょうから。それならば、馬車からこっそり抜け出すのもたやすいのではないかと思われます」
「なるほどな。それは確かにありえる話だ」
だんだんアルフィンと言う姫がどのような人物か見えてきたな。これがわざわざ我々を欺く為の芝居と言うのなら別だが、皇帝エル=ニクス様相手ならともかく、こんな偏狭の地方領主である私を欺く為にこれほど手の込んだ事をするとは思えない。と言う事は私の考えは少々ずれている所はあるかもしれないが大筋では間違っては居ないだろう。
「では話をまとめるとしよう。まず都市国家イングウェンザーにはアルフィンと言う姫がおり、その者は信仰系マジックキャスターであり魔力系マジックキャスター、そして強力なクリエイトマジックの使い手でもある。また、資料によるとボウドアの村人とも気さくに接しているとの報告がある所から鑑みて善良な人物であると考えられる。その部下であるシャイナと言う人物もライスター殿を救ったと言う話から同様に善良な人物なのだろう。あくまで6人居ると言われる支配者階級の内二人だけだが、その二人が共にお人好しと言われても可笑しくない程の人物である事から帝国にあだなす為に城を築いた訳ではないと私は判断する」
「そうですね。都市国家と名乗っているのですから帝国と戦争するほどの国力があるとも思えませんし。しかし、一応その作られたと言う城もアルフィン姫と御会いになる前に一度見ておく必要があるのではないでしょうか?」
そうだな。それにあの場所に城を築くことが出来た理由がアルフィン姫のクリエイトマジックならば、その規模も知っておきたい。もしその城が帝城ほどの規模であるのならいきなり何も無い所に城を作れると言う事になる。それならばもしかすると帝国の脅威になり得ないとも限らないからな。
「解った。ライスター殿の話では近い内にアルフィン姫は先触れを送り、この館を訪問するとの事だから町の冒険者を雇う時間はあるまい。アンドレアスよ、偵察に行って貰えるか?」
「はい、この私が責任を持って都市国家イングウェンザーの城を見てまいります」
あくまで偵察であり、間違っても敵対行動と取られる様な事はしないように言い含め、カロッサ子爵は自分の騎士アンドレアス・ミラ・リュハネンを送り出すのであった。
あとがきのような、言い訳のようなもの
2週続けてのイングウェンザー城の面々が出ない話でした。う〜ん、今週の最後くらいには少しだけ顔を出す事ができるかなぁなんて思ったんですけどね。結局イングウェンザー城偵察まで行けなかったので、来週も半分くらいは今週同様の展開になると思いますが、多分後半からはまたいつもの面々が出て来ると思います。出るよなぁ?